■ 怪童クラブ九代目会長 松浦 博實


ご挨拶

2021年、怪童クラブとしては46年目のシーズン開幕を迎えます。
「新型コロナウイルス」の感染状況に終息の兆しは見えません。ワクチン接種により感染拡大が抑制され、落ち着いた日常が一日も早く訪れることを願うばかりです。
新シーズンのスタートにあたり、各クラスで目指す目標や活動内容が確認されたと思います。クラブ員一人ひとりが充実した1年となることを願っています。

「サッカーというものは紙に書いてすべてを説明できるものではない。いろいろな情報やビジョンアイデアがあり、それらが全部入り交じって成り立っている」
〈イビチャ・オシム〉

「調子のいい時に他人を軽蔑しないこと。そんなことをしたら、今度は自分がうまくいかないとき、 誰も手を差し伸べてはくれない。うまくいっている時ほど謙虚にならなければならない」
〈ドゥンガ〉

「思い通りにならないことばかりだが、たまに思い通りになるところが忘れられない」
〈岡田武史〉

「100mより30〜40mを速く走ることが重要だ。だが、もっと重要なのは、いつ走るかだ」
〈クライフ〉

「僕の考えるサッカーの魅力は、ボールを持っていないときにある」
〈名波 浩〉

「パスより速いドリブルはない」
〈ジョゼップ・グアルディオラ〉

「ワンタッチこそ最高の技術」
〈クライフ〉

           『蹴球神髄〜サッカー名言集』 から

  『生涯現役』
 素晴らしい仲間たちと、楽しく、気持ちの良い汗を流しましょう。




  ■ 怪童クラブ顧問(八代目元会長) 岩切 虔造


『何時でも誰でも楽しく!』

歴史あるクラブの会長になるに当たり、発足当初の「何時でも誰でも楽しくサッカーをやろう!」の精神を引き継いで行こうと思います。 今から40年前、怪童クラブも県OBリーグも西日本OBリーグもほぼ同時期にスタートしました。発足当時は不惑を過ぎた人がサッカーをしている、と好奇の目で見られ、敬老の日の試合は常にニュースになっていました。 そして今では、シニア世代が元気になり、40年前と違い80過ぎても、元気にスピード感のあるサッカーをしています。しかし、歳を重ねるにつれ、体力面で個人差が出てきていることも事実です。 すべてを一つにして、行動することに、無理が出てきているように感じます。県シニア委員会からは勝負にこだわった試合をしてほしい、静岡県のシニアのレベルを上げるためと言われています。 これからは、勝つサッカー、楽しむサッカー、両方考えていかねばなりません。 また個人も速歩きや体操など体力のレベルを少しでも、上げる努力をしていかなければ楽しいサッカーを続けられないと思います。



  ■ 怪童クラブ顧問(七代目元会長) 大塚 陽久


『生涯現役・親睦第一』の継承

歴代会長から引き継がれてきた、この怪童クラブの理念をしっかり受け継ぎ、より楽しいクラブになればと思っています。
シニアサッカーも各年代で県リーグがあり、その勝者が全国大会の東海予選に出場するという時代になってきました。
その分、試合では、より一層の厳しさが求められますが、各年代間で融和を保ち、楽しいサッカーができ、怪童クラブの理念がまっとうされる事を祈っています。
本年も全国各地に呼びかけて、6月15日(土)16日(日)に小笠山総合運動公園で、60代、70代チームの静岡県シニアサッカーフェスティバルを運営する事になりました。
親善試合への参加はもちろん、準備から片付まで、クラブ員、全員のお力を借りなければ出来ないと思いますので、宜しくお願い致します。

さて、私ことですが、昨年8月に急に腰が痛くなり、歩くのも大変なくらいでした。
そこで、2月末、どうしてもサッカーがやりたくて、手術(脊柱管狭窄症)を受けました。
現在痛みはなくななりましので、また、サッカーを始めようと思っております。
そして、先輩諸氏、特に児玉二郎先生のように、90歳になっても元気でグラウンドに出れるようになればと思っております。



  ■ 怪童クラブ顧問(六代目元会長) 八神 英典

生涯現役・親睦第一

○楽しくみんなで

 こんなにメジャーなスポーツになろうとは、考えてもみなかった。

  高齢になっても楽しむことができるなんて……

 自分が楽しんでプレーするためには、みんなと楽しくプレーしないと楽しいサッカーにはならない。そのためには、他人への思いやりが大切、自分がイヤだと思うことは、他人もイヤ。幹前会長が強調されたよう過度の激励にならないようにしたい。
誉めて力づけをし、怪童へ参加したい意欲をいつまでも保つ努力をみんなが、みんなで。

○大切にボールを

 一つのボールで大勢が楽しくできるのがサッカー。
 ボールを止める、ボールを蹴る。一つ一つのプレーに思いを込めて、ボールを大切に扱えばより楽しくなる。
ところが、ボールは丸い。自分の有利なところへ転がってくるとは限らない。だからむづかしい、楽しく虜になる。
 力や速さは誰も衰えても、技はいつまでも続けられるように努力したい。
その技のつながりがチームを高め、怪童クラブの発展につながる。

 生涯現役・親睦第一の原点を忘れないで質の高いシニアサッカーを目指したい。



  ■ 怪童クラブ顧問(五代目元会長) 鈴木 幹
浜松怪童クラブも満30歳を超え、全国津々浦々のサッカー仲間達から暖かく迎えられるチームになりました。
この機会にもう一度原点に戻って、己を見つめ童のように純粋に、健やかに、逞しく、生涯現役を目指して友好の輪を広げよう。
 1.友好関係の維持と発展
   ・他のチームにもチーム内でも常に和と楽しいサッカーを心がけ、お互いの叱咤激励も和も
    損なわないよう。
   ・練習試合でも審判にはクレームをつけない習慣を。
   ・各年代チーム間のコミュニケーションを大切に、遠慮なく話し合おう。
   ・先ず名前を覚えて⇒声をかけ合おう。

 2.健康の維持
   ・自分の健康には責任を持とう。
   ・自主的な準備体操、チーム分けしたら、先ず5分間のストレッチを。

 3.チーム運営上の業務分担
   ・個人負担集中を避けて、自主的な協力を(連絡網の研究その他)

 4.練習会の工夫
   ・目標や約束事を決めた練習マッチの導入

 5.60歳クラス(Vチーム)の補強
   ・友人勧誘
 
 

  ■ 怪童クラブ顧問(四代目元会長) 児玉二郎

OB有志が不惑クラブを作って3年後の1975年7月に浜松怪童クラブが発足したのですが、初の遠征で伊賀上野に行き、試合直後豪雨に見舞われ、駅に立ち往生したことなど、30年以上前の思い出の一つです。
 思えば、威勢のいい激練りで祝った20周年の宴、あれから10年以上の光陰は我々サッカー仲間にとっては、まさに生きるしるしありの歳月でした。Jリーグも軌道に乗り、Wカップサッカーを身近に見て、この世界を沸かせるサッカーに長年親しんできた喜びも一入でした。
わが怪童クラブもいよいよ張り切って日曜の練習日にはマドンナや技巧のブラジル仲間も交えて紅白戦・県内OBリーグ戦の奮闘、Vチームは西日本OBサッカー連盟の各地の大会も楽しみの一つ。こうした練習や遠征に参加して仲間と顔を合わせることこそ心身若返りの素。これから先、たとえ歳々年々人同じからずといっても、我々は年々歳々花相似たりの我が怪童クラブサッカーの花を咲かせ続けようではありませんか。